« Pumpkin Scissors 第9話 | トップページ | 夜明け前より瑠璃色な 第9話 »

2006年11月29日 (水)

またもアニメ業界について

前回GONZOの苦境について書きましたが、その後マーベラスと東映アニメの決算が発表されてだいたい上場してるところは出揃いました。

先ずマーベラスは大赤字でした。DVD販売は蟲師など悪くは無かったようですが、将来を見越して一部のコンテンツの償却を先倒ししたとのこと。要するに回収の見込めない製作組合への出資分を損切りしたものと思います。ここで気になるのは4月に子会社化されたアートランドの動向です。アートランドは現在放送中のアニメが僕らがいた、はぴねす、リボーンの3本(10月まではさらにギャグマンガ日和)もあって従来の間を空けながら1本づつの制作体制から様変わりしています。当然ながら急拡大した分は海外を含めた外注に頼ることになりました。つまりは親会社のコンテンツ拡大政策に従った急拡大が品質低下をもたらし、これが親会社の利益の足を引っ張るという悪循環が懸念されている訳です。マッドハウスのように時間をかけて海外委託先を開拓してきたところでも、最近の作品はばらつきが大きいので、アートランドの今後は大いに気になるところです。

一方東映アニメの方は減収減益ながら計画通りの推移、売上100億で18億の営業利益なので儲けすぎと言っても良いかもしれません。こちらはプリキュアやワンピースがメインですが、どうも過去作品のドラゴンボールZのDVD化がかなり貢献しているようでバンダイと同じく遺産頼りという感じもします。新作のオリンシスの悲惨な作画を見るとどうにもお寒いですね。

以上まとめてみると、原作コンテンツを持っているところはメディアミックスの相乗効果で利益がでていて(角川とか)、製作販売系では強力な旧作コンテンツがあるところはDVD化で凌げる(バンビや東映アニメ)が、新興どころは悲惨(GONZOやマーベラス)、一方制作に集中しているところは何とかなりそう(IG)という感じでしょうか。

ただし、上場していない中堅の制作会社を見ると、キャベツ化した童夢を筆頭に1月期はshaft(ねぎま!?、ひだまりスケッチ、劇場版キノの旅)や雲雀(すもも、Venus Versus Virus)も非常に制作状況がタイトとの噂があり心配です。私もあまり詳しくは無いですが、そもそもアニメの制作会社は柔軟性を確保するためにアニメーターを正規雇用しない形態をとっているそうですが、かといって優秀な方が急に増えるわけもないので、制作能力以上に仕事を受けると手当たり次第に空いているところに外注しまくって容易にキャベツ化ということが起きてしてしまうらしいです。1月期も継続を含めればアニメはあまり減りそうも無いですから落ち着くのは4月からなのでしょうか?

|

« Pumpkin Scissors 第9話 | トップページ | 夜明け前より瑠璃色な 第9話 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/32251/4358884

この記事へのトラックバック一覧です: またもアニメ業界について:

» 正規代理店募集 [正規代理店募集サイト]
エココンシャスオフィスでは、正規代理店の募集を行っています。ホームページ支給で確実に稼ぎます。 [続きを読む]

受信: 2006年11月29日 (水) 23時50分

» プリキュア♪プリキュア♪in 台湾 [どーでも動画【youtube】]
プリキュア♪プリキュア♪の台湾アイドルバージョン。 Twinsと言う名前らしいですよ。タイトル「光之美少女」 ちょっと、お姉さんスギですが^^; [続きを読む]

受信: 2006年12月 6日 (水) 21時09分

« Pumpkin Scissors 第9話 | トップページ | 夜明け前より瑠璃色な 第9話 »