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2006年11月30日 (木)

夜明け前より瑠璃色な 第9話

「お姫様に迫る影」

もう7話で黒歴史認定してしまったので書くつもりはなかったのですが、本編感想以外の部分で気になったことがあったので・・・

放映された8話の演出のクレジットは「亜乱炭椎」となっていました。これはアラン・スミシーを漢字表記したもので詳しくはリンク先の説明に委ねますが、要は実名でクレジットされることを拒絶されたことを表します。でオフィシャルサイトではどう表記されているかと言うとこれが「太田雅彦」となっていて監督さんなんです。これは監督がさじを投げて降りたのか、それとも名前を出したくない誰かが演出を担当されたのか、いずれにしても末期的な症状には違い有りません。

それで今回の作監は桜井木の実さん。この方がまたある意味有名な方らしいのですが(オリンシスの作監もされているといえば・・・)そのなかで気になったコメントとしては「無修正」という表現です。つまりは制作がどうにもならなくなって手が早くてあまり修正しない作監さんに任せたのでは?というふうに読めます。となグラも終わってから大分立つのに関係スタッフの方の名前があまり出てこないのも際立っています(となグラの方はほとんど童夢の昔からのスタッフで制作されていました)。みなさんこっちは捨ててもう苺ましまろOVAの方に行ってしまったのでしょうか?

書けば愚痴ばかりになってしまいますが、いまさらながらとなグラとスタッフを交換しておけば良かったのではと言いたくなってしまいます(となグラだってDVDが売れている訳ではないので)。

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2006年11月29日 (水)

またもアニメ業界について

前回GONZOの苦境について書きましたが、その後マーベラスと東映アニメの決算が発表されてだいたい上場してるところは出揃いました。

先ずマーベラスは大赤字でした。DVD販売は蟲師など悪くは無かったようですが、将来を見越して一部のコンテンツの償却を先倒ししたとのこと。要するに回収の見込めない製作組合への出資分を損切りしたものと思います。ここで気になるのは4月に子会社化されたアートランドの動向です。アートランドは現在放送中のアニメが僕らがいた、はぴねす、リボーンの3本(10月まではさらにギャグマンガ日和)もあって従来の間を空けながら1本づつの制作体制から様変わりしています。当然ながら急拡大した分は海外を含めた外注に頼ることになりました。つまりは親会社のコンテンツ拡大政策に従った急拡大が品質低下をもたらし、これが親会社の利益の足を引っ張るという悪循環が懸念されている訳です。マッドハウスのように時間をかけて海外委託先を開拓してきたところでも、最近の作品はばらつきが大きいので、アートランドの今後は大いに気になるところです。

一方東映アニメの方は減収減益ながら計画通りの推移、売上100億で18億の営業利益なので儲けすぎと言っても良いかもしれません。こちらはプリキュアやワンピースがメインですが、どうも過去作品のドラゴンボールZのDVD化がかなり貢献しているようでバンダイと同じく遺産頼りという感じもします。新作のオリンシスの悲惨な作画を見るとどうにもお寒いですね。

以上まとめてみると、原作コンテンツを持っているところはメディアミックスの相乗効果で利益がでていて(角川とか)、製作販売系では強力な旧作コンテンツがあるところはDVD化で凌げる(バンビや東映アニメ)が、新興どころは悲惨(GONZOやマーベラス)、一方制作に集中しているところは何とかなりそう(IG)という感じでしょうか。

ただし、上場していない中堅の制作会社を見ると、キャベツ化した童夢を筆頭に1月期はshaft(ねぎま!?、ひだまりスケッチ、劇場版キノの旅)や雲雀(すもも、Venus Versus Virus)も非常に制作状況がタイトとの噂があり心配です。私もあまり詳しくは無いですが、そもそもアニメの制作会社は柔軟性を確保するためにアニメーターを正規雇用しない形態をとっているそうですが、かといって優秀な方が急に増えるわけもないので、制作能力以上に仕事を受けると手当たり次第に空いているところに外注しまくって容易にキャベツ化ということが起きてしてしまうらしいです。1月期も継続を含めればアニメはあまり減りそうも無いですから落ち着くのは4月からなのでしょうか?

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2006年11月28日 (火)

Pumpkin Scissors 第9話

「朝霧の女」

今回はオレルド准尉が一人で戦災復興する話?「ここしばらくのお話は、ストーリーを引っ張るアリス・オーランド以外の3課のメンバーを中心にキャラクター、そして戦災に苦しむ帝国各地の様子をじっくり描いていきます。」とのことなので1クール目はもうずっとこの調子なのでしょう。

2クールアニメのシリーズ構成としては1クール目のラストに盛り上がる話を持ってくるのが常道と思うのですが、6話以降がず~っとオリジナルで地味目の話が続いているのは営業政策上どうなのかなあと思ってしまいます。つまりはちょっとおあずけが長すぎるんではないかと・・・。まあ、原作ストックが少なめでどこかでオリジナルを入れなければならないのは分かるので、後半に超展開になるよりはましと思って待つことにします。

で今回の話ですが「オレルドってこんなに真面目で純情な奴だったっけ?」って言うのが正直な感想。(きれいな)女性には心から笑っていて欲しいというのがオレルドの真情だというのは分かりますが、オレルドはそのための手練手管に長けてるって印象が強かったので、みかけによらない純情っぷりを発揮したあげく、死んだ恋人の末期を調べて語るっていう正面突破作戦はむしろマーチスに相応しいように思ってしまいました。案外この二人似た部分もあるのかも知れませんね。そういう意味ではこの話、キャラを掘り下げているようでいて案外そうでもないのが残念でした。もっとオレルドが何故ハンナが気になるかみたいな部分があると良かったのではと思います。

あと作画については安定したレベルを保っているので、安心して見れるっていうのが強みですね。これで作画が落ちると切る人も出るかもしれません。

次回は3課創立の過去話と見せて実はマーチスの話なのかな?これで11話がステッキン、12話がマーキュリー号だったらそれはそれで楽しそうですが。

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2006年11月26日 (日)

11月の終番と新番

中途半端な時期ではありますが、今月もいくつか終わった番組もあり始まった番組もありました。いつものように軽く評価を・・・

先ずは終番

ツバサ・クロニクル 第2シリーズ(NHK3):原作はようやく盛り上がってきたのにこっちは打ち切り同然の終わり方でした(僕たちの旅は続くend)。最後の方はやる気の全く感じられない酷い作画の回もありもう見るに耐えませんでした(といっても見ましたけど)。期待していたのに・・・。ただCLAMPさんにはこのオールスターキャストの作品に格別の思い入れがあるでしょうから、どこかでリベンジして欲しいと思います。もう第三シリーズは無しで良いですから・・・。2点。

BLACK BLOOD BROTHERS(Kids):やっと背景が分かってきてこれからというところで物語りは終わってしまいました。いかにも続編がありそうな終わり方ですが本当にやるんでしょうか?どこをとっても平均的というか、私にはこれというものが感じられませんでした。だから続編は無くても別にど~でも良いです。2.5点。

あとケモノヅメ(WOW)は初回で切ってしまったので評価対象外です。

続いて新番

奏光のストレイン(WOW):スタジオファンタジアということで最初からオリンシス並の作画になるかと思っていましたが、少なくともスタートは大分ましでした。ただどうにも主人公のセーラに感情移入できないところがちょっと辛いです。作画の方もその後低調気味だし。まあ自分の好きなジャンルなので視聴は継続します。

RGBアドベンチャー(BSi):何週間も前番組の総集編でつないで、中身の殆ど無いメイキングを2回もやったあげく大分ましという監督のなんともなコメントで始まったこの番組。結局OPもEDも出来てないし、本編もやる気の無さに溢れてました。もう受けも狙えないんだから「止めたら」と言いたいです。いくらなんでもこれに投資する人はいないでしょう。お付き合いする義理も無いので・・・

TOKYO TRIBE 2(WOW):WOWOWはスクランブル枠で15禁アニメを継続して流してるんですがいったい誰に見せたいんでしょうかねえ。誰も金払ってきっちゃ無い○○掘りアニメなんか見たくないんですが・・。登場する族たちもどうにも前時代的ウエットさでちっともクールに見えませんでした。演出も全体的にもっさりしていてスピード感が感じられません。切り。

まあ10月期はかなり豊作なので谷間のここはダメでも問題なしということで・・・

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2006年11月21日 (火)

Pumpkin Scissors 第8話

「雪原に燃えて」

今回はオリジナルにしては良く出来ていたと思います。この分ならGONZOクオリティで超展開が炸裂することだけは無さそうなのでひとまず安心と言ったところでした。

気になったのは以下の点。

伍長を一番信頼してそうな少尉:オレルドの現実的な行動に怒る少尉をたしなめる伍長。伍長と少尉の信頼関係を伺わせる場面でした。それにしても少尉って未成年だったんだ。士官学校卒業が終戦でそれから何年か過ぎてるんだし、さすがに無理があるような気がするんですが?あと、羊のようにって背中くっつけて寝るだけですか・・・しっかりオレルドはマーチスと組まされてるし・・・。

食料を置いて逃げる?:48時間という任務達成を最優先とした場合食料は順位が低かったということなのでしょうが、現実問題としてはどうなんだろう・・・自分にはちょっと判断できません。いずれにしろ猫缶食べさせられたオレルドは不運でしたね。あと、あの崖から落ちて無事なはずないとか、燃やすものならいくらでもあるだろとか、灯りが漏れすぎとか・・・アニメの誇張と考えればあまり細かいことを気にしても仕方無いのかもしれませんね。

山賊のスタンス:戦時に好き勝手された反感から山賊となった村人・・・最後に「血清を届けろ」と言わせてますがどうなんでしょうか。基本的に平民サイドに根っからの悪人が登場しないのがこの作品なので原作と合ってるとはいえますね。

不死身の伍長:まあスノボ乗りながら銃なんて撃てるのか知りませんが、めったに人に当たるもんじゃないいんでしょうからそこらへんは良しとしても、今回は雪崩にまきこまれてもOKでした。じゃあ山賊たちはどうなったのかという疑問がのこります。ラストももう一捻り欲しかったですが、あまり話しを大きくしてしまうと原作との整合が難しくなるので今回は1話で完全完結なのでしょう。

アリスの作画は今回少し怪しいカットもあったように思いますが、良いカットもあったので自分としてはOKでした。次回はオレルドの恋人?まさか下水道編の伏線という訳じゃないでしょうねえ?・・・公式のあらすじ見る限り違うみたいです。完全オリジナルでしょうか?どうもはっきり覚えていません。

蛇足:公式ブログ見ると13話がセッティエーム編とか・・・。まあ、原作知らないと関係無い話ですが、とりあえずマーチス君見せ場があって良かったねと言っておこう。

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2006年11月16日 (木)

夜明け前より瑠璃色な 第7話

「お姫様の許婚」

ああ終わりましたね、このアニメ。キャベツ式作画でシリアスな話をされても脱力した笑いしかでませんとも・・・。アニメでは作画監督さんの力は大きいんだなあと改めて再認識させてもらいました。

シナリオの方も今回分かりやすい悪役として「許婚」を登場させた訳ですが、一番安易な方法でこれまた原作ファンの方から大ブーイングを食らいそうです。私もさすがにこれはどうかと思いましたがもう怒る気力も無いというのが本音です(これまでのギャグなら割り切ればOKでした)。この好き好んで持ち込んだ悪役設定さえ、ここのスタッフでは持て余し気味に見えて、さらにグダグダで終わりそうな匂いがプンプンしていますね。

これにて私も正式に「黒歴史」の烙印を押させていただきます。

追記:次回はついに監督が自ら作監・・・・これは全力で作画リテイクしてますって意思表示でしょう。せめて6話レベルなら我慢できるんですが・・・。

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2006年11月14日 (火)

Pumpkin Scissors 第7話

「踊る者踊らされる者」

今回は恐らく完全オリジナル。といっても原作の世界や設定を補強して伏線を張る話なので違和感はなかったです。ただ、前回といいつなぎの話が続いているのでそろそろアリスの本領発揮な活躍も見てみたいですね(正直言って未だ片鱗しかでていない)。いや2クールものとしてはこういう溜めが必要なのは分かっているのですが・・・

今回出てきた伏線は・・・。

自動小銃:戦車の自動装弾に続くこの時代のover technology これをここで出してくるといことは90部隊ではなくてこっちの話をメインに持ってくるんでしょうか?

婚約者:偽の方はアリスに貴族と平民の違いを問い掛ける道化役。正の方にべらべら喋らせることはできないのでまあこれはこれで有りかと思いました。でもってレオニールですがこれがどう見てもマッチポンプなお約束に見えるのですが・・・・。まあ、推理モノじゃないから良いかな?あと伍長が何も感じて無さそうに見えたのが微妙にツボを外していたような気がしました。

炊き出しや配給物資の隠匿:これは今後の原作の話に繋がるものなのでしょうか?まさか一番盛り上がる話をかっとばしてオリジナルで突っ走るなんてことは無いと思うんですが。

それから、作画はアリスのドレスシーンをもっと可愛くして欲しかったけれど、全体としてはまずまずかと思いました。もっともあまり動く話ではなかったので留め画の表情とかのことですが。あと今回の内容はどう考えても「踊らせるもの踊らされるもの」だったような・・。

次回は雪山遭難?しばらくオリジナルが続くのでしょうか?

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2006年11月 9日 (木)

夜明け前より瑠璃色な 第6話

「お姫様は恋愛禁止!?」

今回は作画監督が3人に。その中でとなぐら監督のあべさんが参戦というのが売りなのですが・・・相変わらずバラツキが大きいですね。ロングのカットがほとんど落書きレベルなのは他の作品でも良くあることですが、肝心なフィーナのカットも満足できるものは多くはありませんでした。リースのカットだけは全編通してレベル以上だったように思いましたが主役がダメでは仕方無いですでね(原画あたりにファンの方がいるのでしょうか?)。

シナリオの方は、良い雰囲気になった2人に回りの人たちが心配してブレーキをかけるといっただけの話・・・ギャグも抑え目でまあ良いのですが全体的にいま一つに感じてしてしまうのはやっぱり作画が気になってしまうせいなのでしょう。リースの役どころが何となく見えてきましたが、もっと最初からきちんと伏線を張っておかないと逃げ出してしまうところが唐突に見えてしまいますね。

次回はいよいよ許婚登場ですか・・・何だか4話レベルの途方も無い話になりそうな悪寒もしますが、もうそれで良いからさっさと済まして欲しい。だんだん感想書く気力も萎えてきました。一度アニメ化されてしまうといくら黒歴史でもリメイクされるのは稀有なことですから不幸ですね。ああ、Kanonとか君望とか最近増えてきてるけどこれはそこまでの作品じゃないだろうし(別に旧作が黒歴史と言ってる訳じゃないです・・・個人的には君望はそうだけど)。

追記:次回作監は伝説の3話の方再び・・・・また凄いものが流されてしまうのかもしれません。

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2006年11月 7日 (火)

Pumpkin Scissors 第6話

「豊穣な時間」

今回は最初と結末以外はオリジナル。といっても内容は原作の一編と言っても全く違和感の無い考えさせられるものでした。

アリスは「3課として赤ちゃんを幸せにすることはできない」と言い、「幸福が贅沢品でない世の中を創る」ことを約束します。普通なら今赤ちゃんに必要なのはたくさんのおっぱい幾許かの「ミルク」であり「おしめ」であり、母親も本音ではそれを期待していたことでしょう。そこを見せてしまうと普通の良い話になってしまうのですが、軍にはミルクもおしめも無いと言う事実を伏線にして、あくまで戦災復興はモノでは無くてこころの問題であるとこのアニメでは主張しています。それはアリスの気高さを示すものですが、書生論と見えなくもなくて・・・・このテーマをどう解いて見せるのかがシリーズ全体を通しての一つの見所かと思います。

あと、伍長が何故赤ちゃんに好かれるのかオチが無かったのはチト残念。それとアリスの作画は今回ちょっとばらつきが大きかったような・・・全体としては前回よりはましと見ましたが。

次回は90部隊ネタを飛ばして舞踏会?1クール目は民衆と貴族っていうテーマを優先するってことでしょうか?だったら前回ミュゼを登場させる必要は無かったような気もしますが。舞踏会としたら作画が重要なので頑張って欲しいところです。

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2006年11月 6日 (月)

考察

世の中では中間決算なるものが公表されていてアニメ業界も優勝劣敗が明らかな結果になっていました。具体的には 角川>バンビ>IG>>>>GDH。

角川の絶好調はアニメ(ハルヒ)だけではなく原作ノベル(ダヴィンチコードやハルヒ)の好調が大きかったようです。ただ映像事業としてはハルヒの大ヒットにも関わらず利益を1/5に減らしているのが気になるところ。まあ、映像事業売上200億の内ハルヒがいくらがんばっても10億でしょうからここはアニメ業界の参考にはし難いですね。

続いてバンダイビジュアル(バンビ)は劇場版Zや子会社化したランティスのハルヒ関連売上が貢献。下期の期待もファーストガンダムのDVDBOXとのことで何だか過去の遺産頼りな感じですね。ただサンライズは銀魂とか意外なのがヒットしてるし(ゼーガはDVD的にはコケたけど)、コードギアスとか次のガンダムとか経営的には比較的安定している様子です。

プロダクションIGは決算が5月なので第一四半期(6-8月)の実績ですが計画通りの推移との発表でした。最近の作品ではBlood+は激しくハズレ感が強い(Holicはまずまず)のですが、ここは基本的に制作会社らしく受託が多いせいか(韋駄天翔・SpiderRiders・ザサード等)作りさえすれば何とかなるようです。

そしてGDH(GONZO)については上場会社では一人負けの大赤字に転落、要するにDVDが売れなかったということらしいです。ここの特色はオリジナル色が強いこと、そして原則2クールなことですが、ただでさえオリジナルアニメはメディアミックスが期待し難いのに、あえて一般受けの難しい素材を持ってくる等経営的に無理があったように感じます。また、投資組合を子会社化せざるを得なくなったのも川下事業のリスクが大きくなったという点でダメージが大きいと思います(DVDや版権が売れないと制作費さえ回収できないということ)。下期もアニメの出来そのものは平均以上と思いますが、DVD販売は多くを期待できそうも無い(せいぜいPumpkinScissorsですが原作の知名度が低いので売れても中ヒットくらい?)ので当分苦境が続きそうです。

で、結局何がわかるかって言うと、業界としてDVDの売上で制作費を回収するというビジネスモデルが危うくなってきてるのでは?ということ。週50本以上の新作アニメが製作されるというバブルの中で、DVD購入者の予算は限られているので、どうしても1作あたりのDVD販売枚数は落ち込んでいかざるを得ません。最近ではごく一部の大ヒット作を除けば5000枚売れれば上出来、3000枚も行かないのが氾濫している状況になっています。DVDの不振にはブルーレイ、HD・DVD待ちや粗製濫造によるアニメの品質低下といった要因もあるのでしょう。ともかく多くのアニメDVDが売れ行き不振で、中にはDVD化が難しいと噂される作品(パピヨンローゼやケモノヅメ)まででているのが現状です。

こうなると製作サイドもDVD以外のメディアミックス(小説・漫画やゲーム、おもちゃやフィギュアなどの版権)が期待できる作品にアニメ化を絞らざるを得ず、アニメ制作会社も品質で選別されることになりそうです。これは基本的にはMUSASHIやキャベツが淘汰されるってことでファンにとっても良いことなのでしょう。オリジナルが厳しいという状況が続きそうなのは残念ですが。

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2006年11月 2日 (木)

夜明け前より瑠璃色な 第5話

「お姫様無人島漂流記」

今回妙に作画が不安定だなあと思ったら・・・・やってくれました作画監督7人体制。2~3人というのは結構あることですが7人なんて聞いたことないです。原画の方も作監さんがどんどん書き直したようで(実際原画にもクレジットされてる)、妙にさやかの良いカットがあったと思えばロングのカットは修正してないのかと思ったり、達哉やフィーナのタッチなんてころころ変わりまくってます。で、結局達哉とフィーナの馴れ初めが明かされるパートだけは自分としては満足できる(好みの)作画でした。全編これで修正してくれるならDVD買っても良いんですが・・・無理ですね。

シナリオとしては、ギャグパートは全て見え見えのお約束だからど~でも良いとして、ここでもう達哉とフィーナの過去話が明かされてしまったので、あとはもうデレデレ一直線、菜月を始めとした達哉の鼻つまみハーレムメンバーは噛ませ犬どころか空気化しそうです。興味はリースがどうからむか位ですね。婚約者の話なんて最初から見え透いてるし・・。自分としてはもう達哉とフィーナのラブコメパートだけましな作画で見せてくれればあとは期待しないことにします。

あと巷では、父親が生きてたとかの設定改変に対するクレームも見受けられますが、私はこの話はあくまで達哉とフィーナのファンタジックなラブストーリーであって、父親の設定ははそのためのギミックの一つに過ぎないと思っていますので個人的にはあまり気になりませんでした。

追加:次回はいよいよとなぐら監督のあべさんが作監。これでだめなら・・・と思う一方どうせ人海戦術で修正するだけかとも・・・

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